iPhoneXを末永く使用するにはバッテリーが鍵

iPhoneXではリチウムイオンポリマー電池が使用されています。

リチウムイオンポリマー電池は、電解質にポリマーを使用していますが、機能的にはリチウムイオン電池と変わりありません。



リチウムイオン電池の寿命は2年から3年、長くても5年程度です。
10年程度経っても使用することはできますが、劣化が進み満充電しても容量が無くなるまでの時間が短くなるため、実用的とは言えません。

バッテリーを長持ちさせるためには、普段から劣化を抑えるよう大切に扱う必要があります。バッテリーにとって最も厳しいのは、極端な周囲温度での使用です。
温度が0度を下回る環境では放電が早まり、45度以上の環境下ではバッテリー自体の劣化が進行します。

バッテリーの劣化は、セルバランスの異常を生じる原因となります。

セルバランスの異常とは、バッテリーパック内の電池パックの性能にバラつきが見られることです。

バッテリーパック内は複数の電池で構成され、電池一つ一つをセルと呼びます。セルの性能にバラつきが生じると、一つのセルが満充電となった時点で充電が完了するため、他のセルの充電が不完全な状態となり、本来のバッテリーライフよりも稼働時間は短くなってしまいます。



完全に放電した状態でiPhoneXを放置することや、常に満充電の状態を保つことも劣化の原因となります。

理想的な使用方法は、40%から80%の容量を保つことです。

バッテリーが少なくなってきたら充電し、満充電になる前に充電をやめるか、もしくは充電が完了したらすぐに充電ケーブルを外します。
充電中の使用も厳禁です。

これらのことに気をつければ、バッテリー寿命が延びるため、必然的にiPhoneXも長持ちすることになります。

iPhoneXはバッテリー交換ができません。

初代iPhoneXから続く仕様であり、交換は修理扱いになってしまいます。



他のスマートフォンでもバッテリー交換はできない仕様が進んできています。
バッテリー交換ができない理由としては主に2つあると考えられています。1つはiPhoneXが組み立て精度が高く、素人が本体をバラすと組み立てが難しく故障の原因となるから、2つめはデザイン性を重視しているので交換蓋などを取り付けることが難しいからと言われています。そのため、2年から3年は交換せずに利用できるようにバッテリーが設定されていることが多くなっています。
バッテリーについては利用時間も改良されてきています。
iPhoneXは1年に一度アップデートされることが多いのですが、その際、CPUに性能が上がっていますが、バッテリーの使用時間も長くなってきています。

バッテリーについてはゲームなどのCPUからGPUも使いこなすほどバッテリーの消費が激しくなり、半日程度で充電が必要なケースが多いのですが、一般的な使い方であれば朝から晩まで持つ程度はバッテリー容量が強化されてきています。

これはAndroidと比べても悪い数値ではなく、使い勝手を考えれば十分な性能ともいえます。
バッテリーについては自費で交換することができますが、アップルでの交換の他にサードパーティも多数あり、アップルの保証は切れてしまいますが、利用する方が多くなっています。